| 2019年5月12日 | 心と潜在意識 |

「人に弱音を吐いたり、自分の気持ちを打ち明けるのが苦手」
「パートナーや部下と意見が違ったとき、ついつい論理的に正論で論破してしまう」
そんな風に、コミュニケーションでいつも同じ壁にぶつかってしまうことはありませんか?
実はそれ、あなたの性格のせいではなく、幼い頃から心にかかっている**「ある呪い(ストッパー)」**が原因かもしれません。
🛑 幼少期に埋め込まれる「禁止令」の正体
子供の頃、親からこんな言葉を繰り返し言われた記憶はないでしょうか。
「いつまでも泣くのは弱い子よ。泣くのをやめなさい」
「調子に乗って、はしゃぐんじゃない!」
こうしたメッセージを受け取り続けて育つと、子供は無意識のうちに**「親に受け入れてもらうためには、感情を表してはいけないんだ」**という強い思い込み(スキーマ)を抱くようになります。
そして、自分に対して「感情を感じるな」「感情を表すな」というルールを課してしまうのです。
心理学では、このように自分を無意識に縛りつけるルールのことを**「禁止令(ストッパー)」**と呼びます。
この「感情を感じるな」という禁止令を持っている人は、大人になっても無意識に感情をギューッと抑え込む癖がついています。そのため、自分の弱さを開示したり、情緒的なコミュニケーションをとったりするのがどうしても苦手になってしまうのです。
さらに厄介なのは、**「自分の気持ちを表現する代わりに、正しさを主張してしまう」**という傾向です。相手と意見が食い違ったとき、自分の寂しさや悲しさは語らず、論理的に相手を説き伏せようとして人間関係に溝を作ってしまうことも少なくありません。
🎟️ 心を緩める「アロワー(許可証)」の発行
では、この長年連れ添った「禁止令」を緩めていくにはどうすればいいのでしょうか?
最も有効なのは、心の中に**「アロワー(許可証)」**をたくさん発行してあげることです。
アロワーとは、自分が自分に与えてあげる「許可のメッセージ」のこと。
「感じるままを感じていいんだよ」
「感情を表現してもいいんだよ」
「悲しいときは悲しんでいいし、泣きたいときは泣いていいんだよ」
このように、今まで禁止してきたことを「もうやっていいんだよ」と、自分に何度も言ってあげるのです。
おすすめのやり方は、お風呂に入ったとき。
温かいお湯の中で、自分の身体を自分の両手でそっと包み込むように抱きしめて(セルフハグ)、これらのメッセージを何度も繰り返し、優しくささやきかけてみてください。
🕒 3ヶ月、騙されたと思ってやってみて
「そんな子供騙しみたいなことで、変わるはずがない」
そう思いましたか?^^
ぜひ、騙されたと思ってやってみてください。
人間の心の地層はゆっくり変わっていくため、十分な変化を実感するには**「3ヶ月」**ほど継続することをおすすめします。
毎日お風呂でアロワーを心に染み込ませていくと、不思議と行動が少しずつ変わってきます。
今まで言えなかった「寂しい」「助けて」が言えるようになったり、正論で突っぱねる前に一呼吸置けるようになったりします。
小さな変化が新しい喜びを生み、その喜びがまたあなたの心を緩めていく――。
まずは今夜のお風呂から、あなた自身に「最初の許可証」をプレゼントしてあげませんか?
【自分を縛るストッパーに気づいたら】
「感情の蓋が硬すぎて、自分一人ではどうしても外せない」「長年の禁止令に苦しんでいる」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
身体の緊張を緩め、心が自然とアロワーを受け入れられる状態へ導くサポートをしています。あなたの心がもっと軽くなるお手伝いをさせてくださいね。















