| 2020年4月6日 | 心と潜在意識 |
愛と依存の本質
最初にはっきりとお伝えしたいことがあります。
何かに「依存すること」は、決して悪いことではありません。
いま、自分のなかに他に満たす手段がないからこそ、人に、物に、場所に、国に、何かに頼らないと、その欲求が満たせない。ただ、それだけのことなのです。
多くの方は、手っ取り早く心の隙間を満たせる方法を無意識に選択しやすいので、自分が依存していることにすら気づかないことも多々あると思います。
たとえば、砂糖、お酒、タバコ、ギャンブル、薬物(麻薬や精神薬、大麻)、ゲーム、テレビ、SNS、特定の誰かや、仕事など……。
甘い物でしか欲求を満たせない状態のときは、当然、甘い物に依存します。
特定の誰かに依存している方は、その人が目の前にいないと欲求が満たせなくなります。
つい頼ってしまうもの、どうしてもやめられないものは、誰にだってありますよね。
もう一度言いますが、依存することは、決して悪いことではないのです。
大切なのは、それらを悪者にして排除することではなく、何かに偏りすぎないように、自分のあらゆる欲求をバランスよく満たしてあげること。それこそが、心地よい生き方なのだと感じます。
これは、YouTubeやFacebookなどのSNSでも全く同じです。
いまの時代、画面の向こうの人気のある発言者を、まるで神様のように盲信してしまう風習がありますよね。
社会的な大騒動や危機に直面したとき、注目を浴びる発言者が数多く現れますが、私はどちらの発言が正しくて、どちらが間違っている、というわけではないと思っています。
誰かを崇めたり、尊敬したりすることも、もちろん悪いことではありません。
けれど、「あの人が言うことだから毎回絶対に正しい」「常に素晴らしいことを言っている」と盲目的に決めつけてしまうのは、少しもったいない。それは、自分で考えることを放棄してしまっている状態かもしれないからです。
どんなに素晴らしいインフルエンサーや指導者であっても、常に「中庸(ニュートラル)」で発信し続けることは、実はめちゃくちゃ難しい。むしろ、どちらかに極端に偏った発信をしたほうが、エンタメとして面白く、人気が出るものなのです。
そのほうが、迷っている側からすれば「頼りがい」がありますよね(笑)いまは、そんなパワフルな方たちが世界を引っ張ってくれているフェーズなのかもしれません。
スピリチュアルな話題、陰謀論、予言や、地球滅亡説。
いろんなものが自由に想像され、議論し合って、だからこそお互いが存在し合っている。
そう考えてみると、依存できる友達がいること、依存できる物があること、その全てが当たり前ではなく、本当に有り難くて愛おしいことだと感じます。
外側のいろんなものに上手に頼りながら、同時に、いちばんの味方である「自分自身」にもたっぷり依存してあげること。
そうやって両方のバランスが取れたとき、私たちの人生は、驚くほど生きやすく、満たされたものになっていくのです。















