「悔いのない人生」を生きるために

2019年10月16日 心と潜在意識

台風19号が、各地に甚大な猛威を振るいました。

被害に遭われた方々、今も行方不明のままの方、そして尊い命を落とされた方々に、心よりお見舞いと哀悼の意を捧げます。

私たちは、ニュースの向こう側で流れる誰かの死を、どこか「他人事」のように眺めてはいないでしょうか。しかし、それが決して他人事ではない理由が、この世界には厳然として存在します。

一、人は、誰もが必ず死ぬ。

二、この人生は、たった一度しかない。

三、人は、それがいつ訪れるのかを絶対に知ることはできない。

この、動かしようのない「3つの真実」。

多くの人は、当たり前のように明日の朝も目が覚める、自分にはまだ潤沢な時間が残されていると盲信しています。しかし、人生とは本当に一瞬で駆け抜けてしまうものです。私たちはあまりの恐怖ゆえに、ただ「死」という絶対的な終わりを必死に忘れようとしているに過ぎません。

私は、毎日24時には自分の命が一度終わる、という覚悟を持って日々を生きています。

だからこそ、今日という二度と戻らないかけがえのない1日を、極限まで大切に生きようと思える。今、こうして息をして、生きているということ自体に、圧倒的な感謝しか湧いてこないのです。

人生の時間がこれほどに限られているのなら、人と人との関係において「素直であること」以上に価値のある在り方など存在しません。

相手が連絡してこないから、自分もプライドを守るために連絡しない。相手が会いたいと言ってこないから、自分も会いたい気持ちを隠す。そうした不毛な人間関係の駆け引きは、命の時間に対する最大の冒涜であり、心底無駄なことです。

声が聞きたければ、今すぐ自分から電話をすればいい。会いたければ、四の五の言わずに自分から会いに行けばいいのです。

まずは自分から心を剥き出しにして伝えなければ、何一つ伝わることはありません。

大切な人との別れは、「さようなら」と明確に宣言されることの方が稀です。現実には、「それでは、またね」といつも通りの軽い挨拶を交わしたまま、二度と会えなくなってしまうことの方が圧倒的に多い。切ないけれども、それがこの世界の冷徹な事実です。

だからこそ、私は会いたいと思う人には、自らの素直な好意を携えて、今すぐ会いに行きたい。

老いも若きも関係なく、たくさんの人に出会い、魂と魂を触れ合わせながら自分の世界を広げていくこと。それこそが、この世界に生を受けた人間にとって、最大の生きがいであり、至高のエンターテインメントなのですから。

与えられたこの限られた人生において、ただ己の欲を満たすためだけではなく、多くの人々のために、そしてこの世の中のために、大切な何かを成し遂げようとの決意。

この人生を歩みきり、私たちがやがて大いなる源へと帰還するその時までに、残された道は二つしかありません。

愛と受容の道を行くか、それとも、恐れと苦難の道を歩み続けるか。

どちらの未来を掴み取るかは、完全にあなたの自由です。