任せるということ

よく仕事などで

「この件、まかせてもいいか?」

「大丈夫です!」

と思考せずに安易に応えている方は多いのではないでしょうか。

 

自分にはその問題を解決する力があり、責任をとれる能力があるのかどうか。

 

ここで安易に「大丈夫です」と応えてしまう方は

自信がないけど、相手の期待に応えないと、嫌われてしまう、否定されてしまうという予期不安から反射的にごまかしてしまうのかもしれません。

 

そういった背景にはやはり親との関係において

「任せてもらえなかった」

という記憶が強い方が多いような感じがします。

 

過保護になんでも失敗や危険などをとりのぞいてしまう親

任せたといったのに、口を出してくる過干渉な親

否定や評価ばかりする親

 

親が悪いわけではないのですが、そういった体験は大人になっても思考の癖となって

「ありのままの自分ではいけない」

「自由に自分の気持ちを表現してはいけない」

という思い込みから、相手にあわせすぎてしまうようです。

 

だってそうしないと・・・

時間がないから・・・

 

どう生きたいかは自分で決めることが「いまから」できるのです。

 

この人生は一度きり。

やがて大いなる源へ帰還するまでに、二つの選択肢があります。

愛と受容の道を行くか、それとも恐れと困難の道を歩むか。

 

どちらを選ぶのも完全に自由です。